14日、駒沢第2球技場で行われた2次トーナメント、第3試合は錦城都立保谷の対戦。
 前半序盤は五分五分の試合、お互いにしっかり繋いで攻める。

 前半25分、錦城は右サイドから左サイドへ大きくサイドチェンジ。受けた青柳俊也がドリブルで持ちこみシュートを放ち、これが決まって先制。

 前半はこのまま錦城リードで折り返す。

 後半に入ると都立保谷がボールを繋いで攻め、それを受けた錦城がカウンターという展開に。

 後半25分、都立保谷・吉岡航から永田駿へ裏へのパスが通る。受けた永田が落ち着いてゴール。これで流れは完全に都立保谷に移る。
 後半29分にはCKからニアで受けた小泉優太がキープから冷静にニアサイドにシュートを蹴り込みゴール。都立保谷がついに逆転に成功する。

 だが、諦めない錦城は後半36分、こちらもCKからファーサイドで青柳がヘディングシュート。これが決まって同点。試合を振り出しに戻す。

 このまま延長に突入かと思われた後半39分、ペナルティーエリアの外側でボールを受けた錦城・三原佑太が意表を突くタイミングで狙い済ましたミドルシュート。ボールは吸い込まれるようにゴールへ。錦城が再逆転を果たす。
 結局これが決勝点になり、錦城が2回戦へと駒を進めた。