10月4日、選手権2回戦、修徳高校と錦城高校の一戦が駒沢第二球技場で行われた。

 昨年、全国ベスト8の修徳は3年連続出場を目指す。1回戦ではPK戦までもつれ、なんとか勝ち上がった。2回戦までの3週間でどう修正してきたのか注目を集める。
 対する錦城は1回戦を延長戦の末、逆転で勝ち上がり勢いに乗っている。

 試合序盤、先に仕掛けたのは修徳だった。
 前半4分、修徳9番雪江が中央をドリブルで持ち上がりサイドに展開すると、修徳7番石原がクロス、相手DFに当たってこぼれたところを11番和田がシュート。これはバーの上にはずれたが、この日のファーストシュートになった。

 徐々にペースを掴んできた修徳は12分、10番小野寺が裏に抜け出しキーパーと1対1のチャンスを向かえるが、錦城GK久保井がブロックする。

 押し込みながらもなかなかゴールを奪えないでいた修徳だが、セットプレーからチャンスをつくる。26分、CKをショートコーナーで繋ぎクロスを上げるとマークをはずした修徳4番足達がヘディングで合わせ先制ゴールを奪う。

 追いつきたい錦城は14番蓮池と10番三原がゲームを組み立てパスが回りだすが、なかなか修徳DF陣にシュートを打たせてもらえない。
 前半はこのまま1対0と修徳リードで折り返す。

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