後半も都立三鷹中等教育学校は攻撃力のある堀越に対し3点はセーフティリードではないのか、0対0と思われる程攻めあう展開に。
9分にロングボールを19番・新井が正確なポストプレーを見せると、途中出場の小磯が右足で狙いすましたシュートでネットを揺らす。堀越は欲しかった1点をあげる。
次の1点がゲームを左右するかもしれない大事な得点になる。両チームはより一層見応えのある試合へ。
20分に堀越の石上が直接FKでチャンスを得るがシュートはゴールの上へ。対する都立三鷹中等教育学校はカウンターに一気にゴール前に迫る。時間は刻々過ぎ焦りが見え始める堀越。しかし石上や途中出場の10番・橋本を中心に最後まで攻める。
それでも開いた点差は大きかったか、リードした都立三鷹中等教育学校の牙城は崩せず立ち上がりの失点に泣く結果となった。
都立三鷹中等教育学校は「都立三鷹中等教育学校」として最後の年に、7年ぶり2回目の全国への切符を手に入れた。
(取材・文=佐々木竜太)