小見洋太が圧巻のパフォーマンスを披露 昌平が尚志に大勝

前半だけでハット達成の小見洋太(昌平)

 “RYUKEI CUP U-18”が茨城県のRKUフットボールフィールドで行なわれた。流通経済大が主催する今大会の目的は出場機会の創出。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でインターハイなどが中止となった高校生たちに戦いの場を与えるために開催された。

 17日から3日間の日程で行なわれる大会に参加したのは9チーム。流通経済大柏京都橘尚志明秀日立昌平桐生第一矢板中央、流通経済大のU-19チームが初日から参加し、19日の最終日のみ習志野も大会に加わった。

 18日の第2試合では技術に定評がある昌平と尚志が対戦(30分ハーフ)。注目の一戦は予想外の大差が付く結果となった。

 序盤から昌平が主導権を握る。4−2−3−1でスタートすると、最前線の小見洋太が圧巻のパフォーマンスを披露。トップ下に入る期待の1年生・荒井悠汰、左サイドハーフの井野文太、右サイドハーフの平原隆暉らと連動しながら、相手ゴールに迫っていく。狡猾な動きで相手を出し抜くと、豊富なシュートバリエーションで決定機を作った。すると、16分に小見が最終ラインの裏へ抜け出す。ヘディングで競り勝って前にボールを運ぶと、ここから一気にスピードアップ。「上手く駆け引きができた」と本人がいうように、一瞬の動きで相手を置き去りにすると、右足で先制点を決めた。

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