試合後、森山監督は失点の仕方を課題として挙げた。
「序盤は相手の圧に負けて、なかなか攻撃の糸口が見出せなかった。前に行こうとして、ボールを奪われてカウンターでやられる。その失点の仕方でした。後半はちょっと良い形で攻められるようになったところで失点。こういうゲームはあるけど、15分ぐらいは状況が悪くても耐える。それが出来ないと、今日のような試合になってしまう」
悪い流れの時に我慢できるか。指揮官が口にした通り、守備の出来と試合の運び方が課題として残った。U-16日本代表は22日に行われる3位決定戦でJFAアカデミー福島U-18と対戦するが、初戦の課題をどこまで修正できるか注目したい。
(文・写真=松尾祐希)