瓊浦が粘る九州文化学園をPK戦で振り切り2回戦突破

瓊浦 vs 九州文化学園(写真=藤原裕久)

 17日の長崎県新人戦2回戦で行われた瓊浦九州文化学園の一戦は、徹底的に走るサッカーを展開した瓊浦が、試合終了間際に2度に渡って追いつかれながらも、PK戦で九州文化学園を振り切り勝利した。

 部員全員が1年生ながら、クラブチーム出身者中心で構成し、足下の技術が高い九州文化学園は、開始早々からボールを保持。FWカンミンギュがポジションに囚われれることなく動き周り、左サイドでは津島理音が個人技を生かして突破を狙っていく。

 瓊浦はテクニックの面では九州文化学園に劣るものの、前線から最後尾までは徹底的に走るサッカーを展開。鋭い寄せで九州文化学園に決定的なシーンを作らせず、山田裕也・井上樹也らの足下を生かしながら、高さのある榎田後大をターゲットにしたカウンターで対抗する。

 九州文化学園がボールを持ちながらも得点が奪えない中、前半25分過ぎに左サイドで攻撃の起点となっていた津島が負傷。一旦はピッチ外の治療で復帰できると思われたものの、結局、津島はこのままハーフタイムに負傷交代。

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▽令和2年度長崎県高等学校新人体育大会
令和2年度長崎県高等学校新人体育大会