4得点目を決めた大津MF田原瑠衣(写真=井芹貴志)
新チームでのひとつ目のタイトルを手にした大津の山城監督は、「熊本県内では、押している展開でセットプレーからも得点が取れないゲームが続いていたので、そういう意味でセットプレーから3つ取れたこと、経験の少ない選手たちで決勝の舞台に臨み、結果を出せたのはよかった。ただ、自信を持っていた守備で大会を通じて4失点しましたし、崩しからもっと得点できるように、時間をかけて修正し、また積み上げていきたい」と話した。
昨年度のチームからゲームに出場し、この日も得点に絡む働きを見せた大津のキャプテン森田は、「昨年の高校選手権で負けて、新人戦は落とせないと思っていたのでホッとしました」と安堵の表情。冬の高校選手権での全国制覇という大きな目標を見据えるが、プレミアWEST残留と県内3冠へとつなぐべく、まずは九州チャンピオンを目指す。
(文・写真=井芹貴志)
▽令和2年度熊本新人戦(新人選手権大会)
令和2年度熊本新人戦(新人選手権大会)