選手権後初公式戦の青森山田がドリブル軍団聖和学園に2ゴール完勝
先制点につながるクロスを上げた青森山田DF多久島(左から2番目、3番) (写真=小林健志)
1月23日、第20回東北高校新人サッカー選手権大会が開幕した。今大会は10年ぶりに東日本大震災前の開催地だったJヴィレッジに開催地を戻し、震災後8チームに減少していた参加チームも震災前同様16チームに戻した。震災から10年を迎える今年、復興を印象づける大会として開催された。1回戦Jヴィレッジピッチ5の第1試合は、先日行われた高校サッカー選手権準優勝の青森山田高と、宮城県のドリブル軍団聖和学園高が対戦。後半2ゴールを挙げた青森山田が2-0で勝利し、24日の準々決勝進出を決めた。
青森山田はMF松木玖生(2年)、MF宇野禅斗(2年)といった主力選手が今大会の出場を回避。聖和学園もテクニシャンのMF守屋湧磨(2年)が不出場となり、互いに主力選手を欠いての一戦となった。
前半、青森山田は2週間前の選手権決勝後初の公式戦ということもあり、動きが重く、なかなかゴールチャンスを決めきれなかった。聖和学園のMF柿沼弘大(2年)や主将のMF八塚龍芽(2年)が得意のドリブルで攻め入る場面も見られ、前半は0-0で終えた。
▽第20回東北高等学校新人サッカー選手権大会
第20回東北高等学校新人サッカー選手権大会