国見 vs 那覇西(写真=藤原裕久)

 2点差をつけられた国見は、ハーフタイムに福田皓大と川添空良を下げ、より攻撃的な小田優芽と利根悠理を投入。攻勢を強めていこうとする国見に対し、那覇西は冷静に対処。2点リードの余裕を落ち着きの方に生かし、中盤で仲村渠圭らがボールを奪い、国見に効果的な攻撃を展開させない。さらに41分に當銘太陽と城間海斗を投入してFWを入れ替えてからは、50分と51分にも交代で時間を稼ぎ、国見の焦りを誘っていく。

 ほとんどシュートの打てない展開が続く中、2点差を追いつくのが絶望的かと思われた試合終盤に波乱は待っていた。59分に国見の本川が縦に仕掛けたところをエリア内で倒されPKを獲得。これを本川が自ら決めて1点差とすると、アディショナルタイムにCKを得た国見は、GK緒方もゴール前に上がる全員攻撃。高木祐介の蹴ったCKがバーに当たったはね返りに、飛び込んでいった市田広海が頭で押し込み、これが決まって2-2。

 そのまま試合は2-2で終了し、第3ブロックは国見と那覇西が1勝1分け、鹿児島城西が1勝1敗、大分鶴崎が2敗で初日を終了。明日のブロックリーグ第3戦に準決勝進出が委ねられることになった。

(文・写真=藤原裕久)

▽令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会
令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会