創成館vs熊本国府(写真=藤原裕久)
後半も互いに攻め合う両チームだが、熊本国府はセカンドボールをしっかりと回収し、早いボールのつなぎで攻撃を優勢に展開。40分にはセットプレーから惜しいチャンスを作ると、43分に高山桜介からパスを受けた山下がゴール前まで持ち上がり、再び高山にパス。これを落ち着いて高山が落ち着いて決めて1-1。さらに56分には高山のロングスローをゴール前で受けた杉本蓮からのボールを山下が押し込み熊本国府が逆転に成功する。
勝たない限り準決勝進出が不可能な創成館は、試合終了間際の58分の田中歩武の突破から、最後は波多野太一が1点を返し同点とするが反撃もここまで。試合は2-2の引き分けで終了し、隣のピッチで試合をしていた同ブロックの佐賀東が那覇に7-0と大勝したため、第1ブロックの代表には佐賀東が決定。試合前は勝った方が準決勝に進出するとみられていた両チームがそろって敗退することになった。
(文・写真=藤原裕久)
▽令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会
令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会