東福岡が5-1で鵬翔に快勝!決勝トーナメント進出を確定

喜ぶ東福岡イレブン(写真=松尾祐希)

 2月21日、第42回九州高等学校(U-17)サッカー大会の2日目が行われ、第2ブロックの第1試合では1勝1分で2位に付ける東福岡が2連勝中の鵬翔を5-1で下し、上位1チームに与えられる決勝トーナメント進出を確定させた。(試合は30分ハーフ)。

 引き分け以下で予選リーグ敗退となる東福岡は立ち上がりから猛攻を仕掛けると、開始6分にMF中原優心(1年)がPKを獲得。これを中原が冷静に決め、早い時間帯でリードを奪った。以降も積極的にゴールを狙うと、10分にMF鈴木亜門(1年)のパスを左サイドで受けたMF川原陸登(2年)が左足で加点。早々にリードを広げた東福岡は以降も攻撃の手を緩めず、川原と鈴木を軸に伝統のサイドアタックを仕掛けていく。フィニッシュに持ち込む場面こそ少なかったが、FW佐川玲史(2年)やMF衛藤遥希(2年)もうまく攻撃に絡んで主導権を相手に渡さなかった。

 迎えた後半。キックオフ直後の32分にPKを与え、鵬翔のMF宮田理央(2年)に1点を返されたものの、37分にMF向井貴都(2年)のロングフィードからチャンスを獲得。ゴール前に抜け出した中原が相手GKとの1対1を制し、3点目を冷静に決めた。41分にも左サイドで衛藤がスルーパスをゴール前に送ると、川原がG Kと1対1の場面を迎える。絶好機を確実に決め、勝負を決定付ける4点目を奪った。

【次のページ】 終わってみれば5-1の快勝。

▽令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会
令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会