日本高校選抜の初参戦が注目されるデンソーカップ

立ち上がりに主導権を握ったのは日本高校選抜 

 後半は風上に立つ関西選抜がペースを掴む。まず後半3分に、泉柊椰(びわこ成蹊スポーツ大2年)が左サイドからシュートを放ちゴールネットを揺らす。

 同点に追いつかれた日本高校選抜はなかなか相手のペースを崩せず苦戦するも、後半14分にFKのチャンスを得ると、MF安斎がこれを直接決め、1点を勝ち越す。

 このまま主導権を握り続けたい日本高校選抜だったが、後半22分にミスからFW沼田駿也(関西大3年)にゴールを奪われ、再び追いつかれてしまう。

 さらに後半33分、日本高校選抜は関西選抜にPKを与えると、またもFW沼田に決められ1点を勝ち越されてしまう。

 日本高校選抜は勝利を目指し最後まで喰らいつくも、試合はこのまま終了。惜しくも3-4で関西選抜に敗れたが、随所に質の高いプレーを見せるなど、敗れてなお“高校生強し”を印象付ける試合内容だった。

(文・写真=編集部)

▽第35回デンソーカップチャレンジサッカー熊谷大会
第35回デンソーカップチャレンジサッカー熊谷大会