試合終了間際の劇的ゴールで帝京が決勝に進出

三菱養和SCユース vs 帝京

 3月22日、第30回イギョラ杯国際親善ユースサッカーの3日目が開催され、予選リーグA組を首位で突破した三菱養和SCユース(東京)と帝京(東京)が準決勝で対戦し、試合終了間際のゴールで帝京が勝利し、決勝進出を決めた。

 三菱養和SCユースは、GK80町田佳祐、DF30森山純平、DF31大沢惇貴、DF32奥山誠幸、MF18増田琉希、MF39海老原大輝、MF40大野稜馬、MF68児平陽大、MF69櫻井大樹、FW58依田悠希、FW75秦優太というスターティングメンバー。対する帝京は、GK12岸本悠将、DF3入江羚介、DF27藤本優翔、DF30島貫琢土、DF32荻野海生、MF8押川優希、MF11狩野隆有、MF20福地亮介、MF25橋本マリーク識史、FW13齊藤慈斗、FW33山下凜がスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は前半から帝京ペースで進む。前半4分にFKのチャンスを得ると、DF入江が直接ゴールを狙うも、ボールはバーを直撃し、惜しくもゴールならず。対する三菱養和SCユースは、FW秦にボールを集めゴールを狙う。前半15分、三菱養和SCユースはFW依田が左サイドを突破しチャンスを作るも、帝京DF陣がクリア。両チームとも攻め込むものの得点は生まれず、前半は0-0で終了する。

三菱養和SCユース vs 帝京

 後半に入っても、帝京が押し気味に試合を進める。後半早々のFKをDF入江が直接狙うもゴールならず。立て続けに攻める帝京は、DF藤本がゴール前の混戦からヘディングシュートを放つもバーの上に。さらに途中交替のFW14五町蓮がFKを直接狙うも惜しくも逸れてしまう。

 反撃したい三菱養和SCユースは、途中交替で入ったFW15須藤太一がシュートを放つも、ゴールキーパーがファインセーブを見せてゴールならず。

 後半30分過ぎに帝京はFW狩野がシュートを放つもキーパーの好セーブでネットを揺らすことはできず。このまま無得点かと思われた後半終了間際、帝京はMF福地がゴール前の混戦からシュートを放つと、ボールはゴールネットを揺らし、帝京がついに先制する。

 直後に試合終了の笛が吹かれ、帝京が1-0で劇的な勝利を飾り、決勝へと進出した。