四天王寺東の攻撃陣が爆発!

四天王寺東 vs 藤井寺工科

 4月24日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の2回戦が行われ、四天王寺東藤井寺工科に4-0で勝利し3回戦に進出した。

 開始から丁寧なビルドアップでポゼッション率を高めたのは四天王寺東。開始6分、9番FW陶山弘幸のヘディングから8番MF松端大空がボレーで流し込みいきなり四天王寺東が先制。さらに10分、9番陶山がスルーパスに抜け出し、一度キーパーと交錯するもこぼれ球を冷静にループシュートしゴール。12分には8番松端が相手コート左端でボールを奪うとマイナス気味にクロス、これを7番MF谷川真人が左足で流し込み四天王寺東が3-0とする。

 対する藤井寺工科は27分、3番FW島田裕人のドリブル突破からフリーキックを獲得。9番MF高橋瑠唯が左足で狙うも、枠の右に外れる。四天王寺東は29分、9番陶山がまたも裏へ抜け出しキーパーと交錯、そのこぼれ球を6番MF中村友怜がシュートし、ゴール。前半は四天王寺東が4-0とリードした。

 前半を折り返しても流れは変わらず、押し込まれる展開が続いた藤井寺工科だったが、18番DF泉岡優世を中心に体を張ったディフェンスで後半追加点を許さなかった。

 四天王寺東も7番谷川が機動力とハードワークでチームを引っ張り、10番DF沖遼太郎を中心としたディフェンスラインは最後まで隙をあたえなかった。試合はそのまま4-0で終了。四天王寺東が勝利した。

 勝ち上がった四天王寺東は5月2日、清明学院と対戦する。

(文・写真=髙森詠人)

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選