後半3ゴールの阪南が近大泉州に勝利して3回戦進出!

先制ゴールを決めた阪南7番MF中村柊斗(中央)

 4月25日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の2回戦が行われ、阪南近大泉州に3-0で勝利し3回戦に進出した。勝利した阪南は5月2日にJ-GREEN堺で山田と対戦する。

 試合開始から圧倒的に阪南がゲームを支配。9番FW角野勢児が再三右サイドを突破しチャンスを作る。近大泉州は17番MF和田晟弥が球際で強さを見せるも、中盤でパスが上手く繋がらずに攻められ続ける展開。しかしDF陣が最後のところで体を張って阪南にゴールラインを割らせず、前半はこのまま近大泉州が守り抜きスコアレスで折り返す。

 前半ゴールを決め切れずにいた阪南だったが、後半開始直後にようやく均衡を破る。39分、左サイドからの10番FW花屋海斗のクロスボールを中央で7番MF中村柊斗が上手く収めて落ち着いてシュートを決める。これで勢いに乗った阪南は更に9分、左CKから3番DF下永大河がヘディングシュートを決めて2-0。前半から集中した守備を見せていた近大泉州だったが、ここから疲労が見え始め、足がつる選手も出てくる中、10番MF池田虎悟路がCBに落ちて守備のテコ入れを図る。これで守備は持ち直した近大泉州だったが、攻撃の形が作れずその後も押し込まれる。そして61分、阪南はPA内右深くからFW花屋が中に入れたボールをGKが弾いたところを19番MF上田港斗が詰めてゴールを決める。ダメ押しとなる3点目を手にした阪南がそのままゲームを締めくくり、3-0で勝利した。

(文・写真=会田健司)

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選