刀根山 vs 山田

　5月23日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選の4回戦が行われ、刀根山が山田に5-1で勝利した。

　キックオフから刀根山が丁寧にビルドアップ。細かくポジションを修正し、外→中→外の使い分けでポゼッション率を高める。すると14分、CKからヘディングで7番MF松本彩夢がゴール。18分には、左サイドからのボールに反応した9番FW上原佑大がループシュートでゴール。

　刀根山が早い時間に2-0とし、追いつきたい山田は32分、14番MF寺西敦哉が左サイドを抜け出し、右足インサイドで巻いたシュートを狙うも、キーパーセーブ。前半は2-0で折り返す。

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　後半になっても刀根山ペースは変わらず、7番松本のロングボールを中心にサイド攻撃を展開。51分、途中交代で入った刀根山21番MF湊悠桜が左サイドを縦突破し、クロス。9番上原がドンピシャでヘディングを合わせこの日2点目をマーク。

　なんとか1点を返したい山田は56分にいい位置でFKを獲得。山田10番MF木原知哉が低い弾道で逆サイドに直接流し込み、1点を返した。しかし木原のゴールで流れが変わるかと思われた2分後の58分、刀根山10番MF宗佐大和がCKから直接ゴール。4-1とした刀根山は69分、10番宗佐が獲得したPKを9番上原が決めてハットトリック達成。5-1で刀根山が勝利した。

　勝利した刀根山は5回戦で東大阪大柏原と対戦する。

（文・写真＝髙森詠人）