5年ぶりのインターハイ全国大会を目指す大阪学院大高が初戦を突破!
この試合2ゴールの活躍・大阪学院大高6番MF本田全
5月23日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の4回戦が行われ、大阪学院大高が8-0で豊中に勝利し5回戦に進出した。勝利した大阪学院大高は5回戦で関大北陽と対戦する。
試合開始から豊中を押し込んだ大阪学院大高が早々に先制する。7分、左CKを11番DF岡駿佑がショートコーナーで始め、リターンされたボールを岡が中に入れるとそのままゴールに吸い込まれた。更に攻める大阪学院大高は16分、ロングボールをボックス内中央で収めた6番MF本田全がターンでDFを外して右足で左上隅にシュートを決める。その後も大阪学院大高は7番FW北田統士の鋭いドリブルやセットプレーからチャンスを作りだすも追加点は奪えず前半を2-0で折り返す。
後半開始から大阪学院大高のゴールラッシュが始まる。まずは37分、FW北田がボックス内中央で浮き球にボレーで合わせゴール。45分、9番MF前田大翔がボックス内左から強烈なシュートを突き刺し4点目。49分にも2番DF坪井翼が追加点。49分にも左CKをニアでMF本田が合わせてゴール。53分、左CKのこぼれをMF新名が詰めて7点目。最後は64分、左サイドからカットインした13番FW舟見優太郎が右足でニアサイドにミドルシュートを決めて8-0。そのまま試合は終了し大阪学院大高が初戦を突破した。
7点目をあげた大阪学院大高4番MF新名拓陸
勝利した大阪学院大高の小野原明男監督は試合後「公式戦の期間が空いていて試合勘のところが心配されていたんですが、早い段階で点は取れたんで落ち着いてやれたと思います。しっかり頑張れる3年生が揃っていて色んな事が出来るチームだとは思っています。ただ、僕らはリーグ戦もなく公式戦をやれていないので、そこが少しこの大会での不安要素です。日々の練習で強度を上げてやれてはいるので、勝負事なのでわからないですがしっかり勝ち上がれればと思っています」と試合を振り返り、「勿論全国に出たい、優勝することを前提に取り組んでいるので、その目標にどれだけ近付けられるかだと思います」と今大会への意気込みを語った。
(文・写真=会田健司)
▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選