桐生第一がFW吉田遥汰のゴールで昌平に勝利!激戦制し勝点3を奪取!

昌平 vs 桐生第一

 11月20日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関東の第16節が行われ、昌平(埼玉)と桐生第一(群馬)が対戦した。

 昌平はJ加入内定のDF3八木大翔(福島ユナイテッドFC加入内定)、MF6井野文太、MF7平原隆輝(ともにギラヴァンツ北九州加入内定)の3人がスタメンに並ぶ布陣で必勝を期す。一方の桐生第一も前橋育英との選手権群馬予選決勝を23日に控え、気合十分で臨む。

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 試合は桐生第一のキックオフで開始されると、立ち上がりから桐生第一がペースを握る。高い位置からプレスをかけボールを奪うと、MF39金沢康太(3年)、FW26吉田遥汰(3年)、FW53寶船月斗(3年)らが連動し、ゴールを狙う。

 対する昌平は桐生第一のプレスを前に、ボールを刈られ、保持してもテンポ良くボールを回すことができず劣勢に回る。

 桐生第一は前半9分、FKのチャンスを作るものの、MF金沢のキックはゴールラインを越えてしまう。さらに13分にもCKを獲得するも、DF42倉上忍(3年)のクロスは味方に合わずノーゴール。

 するとやや押され気味だった昌平が前半15分に右サイドからチャンスを作る。ゴール前で中央へパスを送るも桐生第一ディフェンス陣にカットされゴールを奪うことはできない。

 前半21分には桐生第一。CKからMF金沢のクロスにMF45小林凌大(3年)がヘディングシュートを叩き込むが、揺らしたのは惜しくもサイドネット。その後も桐生第一がセットプレーからチャンスを作るものの、昌平ディフェンス陣が必死に守り、前半をスコアレスで折り返す。

勝利に喜ぶ桐生第一イレブン

 前半は自陣で耐える時間の多かった昌平だが、後半は立ち上がりから反撃。後半3分にFW18小田晄平(1年)がゴール前でシュートを放つものの得点には至らない。さらに15分にはMF井野がミドルシュートを打つも枠を捉えられない。

 桐生第一も苦しい時間帯を耐えると攻勢に転ずる。後半17分、18分と立て続けにCKから攻め立てると、27分、ついに均衡を破る。左サイドからチャンスを作り、ボールを持ったMF30浅田陽太(3年)がFW吉田にパス。これを吉田が押し込み、ついに桐生第一が昌平ゴールをこじ開ける。

 何とか追い付きたい昌平は、その後MF9篠田大輝(3年)や途中出場のMF10荒井悠汰(2年)、MF11米陀大洋(3年)、FW13井出蓮(3年)らが桐生第一ゴールを脅かすものの、体を張った気合のディフェンスに得点を奪うことができない。

 結局試合はそのまま終了の笛が吹かれ、桐生第一が1-0で昌平に勝利。プレミア参入戦進出に向け、貴重な勝点3を奪った。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関東
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関東