大宮アルディージャU18がFW前澤拓城の2ゴールの活躍もあり、4-1で横浜F・マリノスユースを撃破!
横浜F・マリノスユースvs大宮アルディージャU18
11月27日、U-18高円宮杯プレミアリーグEASTの17節、横浜F・マリノスユース(神奈川)vs大宮アルディージャU18(埼玉)が日産フィールド小机で行われ、FW前澤拓城の2ゴールの活躍もあり大宮アルディージャU18が4-1で横浜F.マリノスユースに勝利した。
試合はいきなり動く。開始1分、大宮アルディージャU18は18番FW高橋輝から20番MF仲丸慎太郎にパスが繋がり、最後は仲丸からのボールに17番FW前澤拓城がヘディングで合わせ先制に成功する。その後はいきなりの失点を食らった横浜F・マリノスユースが相手陣内に攻め込む時間帯が増える。対する大宮アルディージャU18もカウンターから18番FW高橋輝にGKと1対1の決定機が訪れるが、相手GKのファインセーブにあいゴールとはならず。
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すると、ピンチを凌いだ横浜F・マリノスユースが14分、5番DF石塚心からのボールに17番FW内海碧斗が右足で合わせゴールネットを揺らす。しかし直後の15分、同点に追い付かれた大宮アルディージャU18は11番MF相澤亮太がドリブル突破からGKとの1対1を制してゴールに流し込み、すぐさま横浜F・マリノスユースを引き離す。
横浜F・マリノスユースは、MFから前線の選手も中盤に落ちてきてボールポゼッション率を高め主導権を握りゲームを進めるが、大宮アルディージャU18の守備陣はしっかりチェイシングをかけて対応。前半は大宮アルディージャU18が1点リードで終える。
後半に入ると開始早々の47分、大宮アルディージャU18は23番MF石川洸介が味方のシュートが跳ね返ったボールをそのままダイレクトシュート。このMF石川の強烈なシュートがネットに突き刺さり、大宮アルディージャU18に貴重な追加点が入る。さらに、52分にも20番MF仲丸慎太郎からのボールがこぼれたところをFW前澤が押し込み、この日2点目となるゴールを決めて4-1とリードを広げる。横浜F・マリノスユースは3点ビハインドと苦しい状況に追い込まれた。
時間が経過し残り時間も少なくなり、横浜F・マリノスユースはロングボールを入れる局面が増える。しかし、中盤との意思統一が取れず、セカンドボールを拾えずと悪循環な展開。逆に前半よりセカンドボールを拾えるようになった大宮アルディージャU18は、攻撃にメリハリを付けてゲームをコントロールする。試合終盤になると、横浜F・マリノスユースが圧力をかけた攻撃で相手のゴール前まで押し込むも、得点は取れずに試合終了のホイッスル。結果4-1で大宮アルディージャU18が横浜F・マリノスユースに勝利した。
横浜F・マリノスユースはボールポゼッションにこだわり、ボールを保持しながらチャンスを作っていたが、大宮アルディージャU18は推進力とスピードで攻撃を完結した。お互いのチームカラーがはっきり出たゲーム展開となったが、効率よくゴールに結びつけた大宮アルディージャU18に軍配が上がった。
勝利した大宮アルディージャU18はこれで1試合平均勝ち点を1.38とし、5位で次戦のさいたまダービーへ。敗れた横浜F・マリノスユースは同1.75とし3位で今季最終戦となる流通経済大柏戦に臨むこととなった。なお、大宮アルディージャU18は最終節のあと、12日にFC東京U-18との順延試合を行う予定となっている。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 EAST
高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 EAST