成立学園が3発初戦突破。五十嵐監督「精度を高くしていきたい」
都立葛飾野 vs 成立学園
関東高校サッカー大会・東京都予選が11日一斉に開幕。成立学園と都立葛飾野の一戦は成立学園が3-1で勝利し、2回戦進出を決めた。2回戦では駒澤大学高等学校と激突する。
成立学園はGK西大輔(3年)、DF山﨑夏樹(3年)、DF武重陸人(2年)、DF田中佑典(3年)、DF佐藤由空(2年)、MF関根伶央(3年)、MF陣田成琉(2年)、MF大崎日向(3年)、MF坂尾一汰(3年)、FW吉長由翔(3年)、FW萩原大世(3年)が先発。都立葛飾野はGK佃葵(3年)、DF三河青空(3年)、DF渡邊一志(3年)、DF世利亘(2年)、DF三浦颯馬(3年)、MF吉峰政光(3年)、MF藤田光星(3年)、MF菅野修磨(2年)、MF乳根佳汰(2年)、FW鈴木海斗(3年)、FW宮﨑涼太(3年)がスタメンに名を連ねた。
序盤からボールを持ったのはやはり成立学園。流動的にポジションを変えながら、人もボールも動くサッカーで相手を押し込む。すると引水明けの前半24分にクロスのこぼれ球に萩原が右足でダイレクトに叩き込み先制。さらに39分には右コーナーキックから吉長がヘッドで合わせて加点した。
都立葛飾野 vs 成立学園
後半も変わらず成立学園が押し込む展開となったが、チャンスは多く迎えながらも相手キーパーの攻守やディフェンスの奮闘もあり、なかなかトドメとなる3点目を奪うことができず。逆に26分、都立葛飾野の藤田にゴールを奪われ1点差と迫られてしまう。それでも成立学園は32分、関根のロングパスに抜け出した坂尾が切り返しから右足でニアサイドに突き刺して3-1とし、勝負を決めた。
成立学園・五十嵐和也監督は「チャンスは結構作っていたので、そこを決められればというところでその精度は高くしていきたい。まだ練習も開始して1ヶ月くらいなので、いろいろな面でこれからかなとは思います。今年はそういうところをまたさらにクオリティを挙げるというのは目標にやっていますし、ディフェンスのところはカウンターであったり、長いボールを蹴ってくる相手に対して、毎年ですけどどう対応するかというのは我々のテーマなので、全員で守備ができて、しっかりセカンドボールを拾って、それをまた攻撃に繋げるようなことができればいいかなとは思います」とした。
(文・写真=石黒登)
▽令和3年度関東高校サッカー大会東京予選
令和3年度関東高校サッカー大会東京予選