4試合無失点の鉄壁ディフェンス！T1リーグ勢対決は実践学園が成立学園を下し決勝＆関東大会へ！
決勝ゴールを決めた実践学園MF村田拓巳(写真＝矢島公彦)
5月3日、令和3年度関東高校サッカー大会東京予選の準決勝が行われ、実践学園と成立学園が対戦した。
ともにT1リーグ勢同士のこの対戦、実践学園は今大会3試合で無失点という守備力、一方の成立学園は3試合すべて3得点という攻撃力が注目され、拮抗したゲームが予想された。
実践学園は、GK１齊藤陸（３年）、DF３青木優武（３年）、DF４長友星澄（３年）、DF５秋元朝陽（３年）、DF10土方飛人（３年）、MF７村田拓巳（３年）、MF８渡辺創太（３年）、MF14和田葵生（３年）、MF18丁大修（3年）、FW９清水大輔（３年）、FW11笹原勘太郎（３年）というスターティングメンバー。一方の成立学園はGK１西大輔（３年）、DF２山崎夏樹（３年）、DF３田中佑典（３年）、DF４丸山寿潤（３年）、DF５佐藤由空（２年）、MF６関根伶央（３年）、MF７陣田成琉（２年）、MF８大崎日向（３年）、MF９坂尾一汰（３年）、FW10吉長由翔（３年）、FW11萩原大世（３年）がスターティングメンバーに名を連ねた。
実践学園は前半16分、MFがボールを運んでシュートを放つもわずかにポストを外れる。さらに前半19分、FKのチャンスを得ると、MF和田が直接狙うも枠を捉えることができない。
T1リーグ勢対決となった実践学園 vs 成立学園(写真＝矢島公彦)
すると成立学園も反撃する。前半22分にFW萩原がCKを蹴り込むと、このボールにDF丸山がヘッドで合わせる。さらにクリアボールを拾ったDF山崎がシュートを放つもポストを外れてしまう。
お互いが得点を奪えないままスコアレスでの折り返しが見えてきた前半35分、実践学園は一瞬の隙を突く。成立学園ゴール前でパスを受けたMF村田が左足を振り抜くと、ボールはネットを揺らし、実践学園が先制点を奪う。前半のうちに追いつきたい成立学園は、直後前半38分、MF陣田がシュートを放ちゴールを狙うも得点には至らず、前半を1-0で折り返す。
後半に入ると成立学園はMF22斎木大和を投入して点を取りにかかる。後半9分、FKのチャンスにMF坂尾が直接ゴールを狙うもボールはバーの上に。対する実践学園もセットプレーやサイドからの仕掛けで2点目を奪い成立学園のゴール前まで攻め込むも、なかなかゴールを割ることができない。
成立学園は試合終盤にもセットプレーなどから果敢に同点ゴールを狙うも、実践学園のキャプテンで守りの要・DF土方を中心とした鉄壁ディフェンスが失点を許さず、1-0のまま試合終了。4試合連続無失点の実践学園がT1リーグ勢対決を制し、5日に行われる國學院久我山との決勝に進出。そして関東大会の切符を手に入れた。
(写真＝矢島公彦)
▽令和3年度関東高校サッカー大会東京予選
令和3年度関東高校サッカー大会東京予選
