東福岡 vs 東京ヴェルディユース

　3月28日、第26回船橋招待U-18サッカー大会の最終日が行われ、高瀬下水処理場上部運動広場（タカスポ）の第3試合で東福岡は東京ヴェルディユースと対戦した（試合は25分ハーフ）。

　大会初勝利を目指す東福岡は4バックで相手の攻撃に対応しながら、攻撃時は３バック気味の布陣でビルドアップを行いボールを前に運ぶ。サイドでも下川翔世（新2年）が右サイドから積極的に仕掛け、相手の背後に何度もボールを運んだ。同日1試合目の桐光学園戦で2失点を喫した守備陣も粘り強く対応。江口逢寿（新2年）らにシュートを放たれたものの、最後のところで身体を寄せて相手に得点を与えない。

　後半に入っても東福岡はアグレッシブに仕掛け、貪欲にゴールを目指す。中でも後半に目立ったのが途中出場の大渕来珠（新3年）。C大阪U-18から1週間前に加わったばかりのアタッカーはトップ下の位置で存在感を示し、ドリブルとパスで攻撃にアクセントを付けた。後半18分には右サイドからカットインし、左足でシュートを放つ。惜しくもこれは枠を捉えきれなかったが、45分にも川原陸登（新3年）の左クロスに合わせた。その後も決定機に絡み、ゴール前で相手の脅威になった。

東福岡 vs 東京ヴェルディユース

　以降も攻め続けたが、決定力不足に泣いて最後まで無得点。「勝ち切ること」（主将、CB段上直樹/新3年）を今大会のテーマに掲げていたものの東福岡は6試合連続でドローとなり、今大会を7位で終えた。