勝ち越しゴールを決めた修徳MF福田大翔(写真＝石黒登)

　令和3年度全国高校サッカーインターハイ（総体）東京予選2次トーナメント1回戦が23日に行われ、修徳が攻玉社を3-1で下し、2回戦進出を決めた。

　修徳はGK奥谷将（3年）、DF木村アリヤァン（3年）、DF小久保遼哉（2年）、DF木野将太郎（3年）、DF鈴木和尊（2年）、MF稲邑慧大（3年）、MF福田大翔（3年）、MF森田響（3年）、FW西山遼海（2年）、FW大畑道喜（3年）、FW田島慎之佑（1年）が先発。攻玉社はGK塩見駿介（1年）、DF西川雄翔（3年）、DF市石晃誠（3年）、DF原嶋瞭多（3年）、MF武藤大地（3年）、MF太田凌輔（2年）、MF向井佑馬（3年）、MF木ノ内雅士（2年）、FW山室侑大（2年）、FW吉峯拓弥（2年）、FW荒木俊多（1年）がスターティングメンバーに名を連ねた。

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修徳 vs 攻玉社(写真＝石黒登)

　修徳は立ち上がり、ディフェンスラインから丁寧に横パスを入れながら、相手のギャップを突いて左サイドのFW田島慎之佑やDF鈴木和尊がエリアを抉っていく。すると前半16分にその左サイドでコーナーキックを獲得。鈴木のキックをMF稲邑慧大が競って、最後はこぼれ球をFW大畑道喜が詰めて先制した。

　一方、攻玉社も引水後はMF木ノ内雅士が多くボールに絡みながら攻撃にリズムを生むと、前半アディショナルタイム、後方からのロングボールから木ノ内が相手ディフェンスラインの一瞬の隙を見逃さずにゴールを奪い切って同点に追いついた。

　失ってはいけない形、時間帯に失点した修徳だが、それでも後半11分に左コーナーキックのこぼれ球をMF福田大翔が鋭く左足を振りぬいてネットに突き刺し勝ち越しに成功。さらに26分には左クロスをジャンプ一番FW西山遼海が高い打点のヘディングで沈めて3-1とした。終盤も1年生10番の田島がチャンスを迎えるなど最後まで攻め続けた修徳が2回戦進出を決めた。

(文・写真＝石黒登)