前橋育英が守屋のハットトリックなどで4発快勝!

前橋育英FW守屋練太郎(写真=矢島公彦)

 12月29日、第100回全国高校サッカー選手権の1回戦2日目第1試合が熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、2年ぶり24回目の出場となる前橋育英(群馬)と2年ぶり12回目の出場となる草津東(滋賀)が対戦した。

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 立ち上がりから主導権を握って相手を押し込んでいったのは前橋育英だった。長短織り交ぜたパスで草津東のゴールに迫っていくと、先制点は試合開始早々にもたらされる。

 前半6分、相手ディフェンスラインの背後に抜け出したFW守屋練太郎(3年)のミドルシュートで幸先良くリードを掴んでみせたのだ。

 その後もMF笠柳翼(3年)とMF小池直矢(2年)という両サイドのドリブル突破などを起点にチャンスを創出。22分には笠柳が、28分にはMF根津元輝(2年)がミドルシュートを放ち、29分には再び守屋が鋭いドリブルから草津東ゴールを襲う。さらに39分には右SBの]岡本一真のオーバーラップなど、チーム全体が攻撃的な姿勢を打ち出していった。

 一方で草津東も、10番で司令塔の田中将大郎(3年)、スピードが売りのFW松田大知(3年)らを軸に応戦。前半アディショナルタイムには、松田がペナルティエリアに進入して決定機を作った。

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