西武台 vs 三重(写真=石黒登)

 後半は西武台の猛攻を受ける中で守護神の田端亮雅(3年)が好セーブを連発。ディフェンス陣も最後まで集中力を持って乗り切り、初の選手権勝利を掴んだ。

 一方、西武台は相手の3倍を超える16本のシュートを放つもこの日はゴールが遠く。後半11分にMF和田力也(2年)が、後半20分過ぎにはMF丸山実紀(3年)、途中出場のMF福沢安莉(3年)が決定的なシーンを迎えたが、相手GKの攻守もあり、最後までネットを揺らすことが出来ず。11年ぶりの選手権は無念の初戦敗退に終わった。

 守屋保監督は「セカンドボールの処理の仕方、シュートの精度、それともうひとつ工夫するというところの部分で、足りなさを痛感した」と悔しさを滲ませた。

(文・写真=石黒登)

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権