攻守にわたって力強さが光った日体大荏原が3発快勝!日大鶴ヶ丘は攻め手に欠く
日体大荏原 vs 日大鶴ヶ丘
9月12日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック準決勝が行われ、日体大荏原と日大鶴ヶ丘が対戦した。
日体大荏原は2回戦で都立若葉総合に対し14-0と大勝しブロック準決勝へ進出し、日大鶴ヶ丘は都立日野に勝利しブロック準決勝へと勝ち進んできた。
試合は日体大荏原のキックオフで開始されると、立ち上がりは互いに蹴り合う展開。その後落ち着きを店始めると、日体大荏原がボールを保持し、サイドへと展開し始める。すると日体大荏原は前半13分、左サイドから仕掛けると、ゴール前のFW9堀岳翔(3年)へボールを送る。これをFW堀が落ち着いて決め、日体大荏原が先制する。
ここまではやや押し込まれるシーンの多かった日大鶴ヶ丘も、FW8相羽泰成(3年)やFW9遠藤拓樹(3年)らを中心に攻撃を仕掛けるものの、日体大荏原のディフェンスをなかなか崩し切ることができない。ペースを掴んで離さない日体大荏原は前半25分、アタックを仕掛けるとゴール前の混戦からこぼれ球をMF7野村峻佑(3年)が押し込み、2-0とリードを広げる。
前半は好機を作り効果的に点を重ねた日体大荏原に対し、相手を崩せず、なかなかシュートも打てない苦しい日大鶴ヶ丘という構図で、後半へと折り返す。
後半に入ると日大鶴ヶ丘の動きにキレが見られ、立ち上がりから攻撃を仕掛ける。しかし何度かチャンスを作るものの得点には結びつかない。逆に日体大荏原は後半17分にCKのチャンスから追加点を奪い3-0とする。
その後、日大鶴ヶ丘は選手交代などを含め必死の反撃を試みるものの、最後まで日体大荏原ディフェンスを崩し切ることができない。
結局試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ、日体大荏原が3-0で勝利。攻守で力強さを見せた日体大荏原はブロック決勝で保善と対戦することが決まった。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選