CB佐賀野瑞が決勝弾!正則学園が本郷を下し都大会へ
都大会進出を決めた正則学園イレブン
9月19日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が行われ、本郷と正則学園が対戦。冷静に試合を進めた正則学園が1-0で勝利を収めた。
立ち上がりからペースを掴んだのは正則学園だった。11番FW太田一希、9番FW加藤大翔、10番FW小野隼人の3トップを中心としたテンポの速い攻撃を展開。5分にはオフサイドになったものの、2番DF大森政宗のロングフィードに合わせた小野が決定機を迎える。
その後方では、中盤の7番MF山村輔詩、8番MF島村悠生、6番MF川南颯がポジションを流動的に変えてチームのバランスを取っていく。
スコアが動いたのは20分。右からのCKに4番の長身CB佐賀野瑞が合わせてゴールネットを揺するのだ。混戦の流れ球に素早く反応する見事なゴールだった。
一方のビハインドを負った本郷は、右サイドの2番DF池本凱と左サイドの11番MF中村太一の運動量とスピードを生かし、果敢にサイドから攻撃の糸口を探っていった。
本郷 vs 正則学園
後半に入ると、本郷はさらに攻勢を強め、正則学園ゴールを襲う。後半13分には3連続CK、その5分後には右サイドのクロスからシュートチャンスを得る。
65分には7番MF高橋隆が渾身のミドルシュートを放つなど、試合終了まで、反撃の手を緩めず、アグレッシブな姿勢を貫いた。
それでも、そんな本郷の攻撃を落ち着いてはね返し続けた正則学園の守備は最後まで崩れなかった。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選