PK戦までもつれ込んだ一戦は都立府中東の勝利!桐朋を下し2次予選へ進出
都立府中東vs桐朋
9月19日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が行われ、都立府中東と桐朋が対戦した。
試合は都立府中東のキックオフでスタート。桐朋はボールの動きによって、チーム全体がオーガナイズしている。
立ち上がりから、お互いにシュートチャンスまで持ち込めない状況が続く中、桐朋に最大のチャンスが訪れる。前半19分、桐朋がPKを獲得すると10番の小島拓也がGKの逆を突くゴールを決め、少し押され気味の展開から価値ある先制点を奪取。
先に得点を許してしまった都立府中東は、失点直後から中盤の選手がDFの裏を取りに行く動きなどを入れながら、同点ゴールを奪うため攻撃に厚みを増していく。しかし前半は得点を奪うことができず、桐朋が1点をリードして折り返す。
後半に入ってからの都立府中東は、DFラインと直接勝負させる展開が多くなり、そこから、セカンドボールを拾い二次攻撃と繋げる。すると後半22分、都立府中東が待望の同点ゴールを決める。その後は両チーム得点が生まれず延長戦に突入する。
延長前半2分、都立府中東は左サイドからアーリークロスを上げると、ファーサイドまで走り込んでいた6番の手塚優輝がフリーでダイレクトシュートを打つも大きくゴールから外れる。
両チームとも最後まで走り切る熱い試合は、延長でも決着が付かずにPK戦へ。先攻の桐朋が1番手から連続2本失敗したのに対し、後攻の都立府中東が全員決めて勝利。2次予選へと駒を進めた。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選