終始試合を支配した日大三が目黒日大を撃破!

日大三 vs 目黒日大

 10月9日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選1回戦が行われ、日大三が6-0で目黒日大を下し次戦に駒を進めた。

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 立ち上がりからペースを握ったのは日大三だった。前半7分に日大三が両チームのファーストシュート。直後の同10分には右サイドからのクロスを11番矢口琉唯が頭で合わせるも僅かに打点が合わず。日大三は、相手エリアでボールポゼッションし、ボールを失えば守備の切替を早くして目黒日大の攻撃を許さない。すると、同23分、日大三は左サイドからのクロスを21番田口幸樹が頭で合わせて先制に成功。対する目黒日大は同37分、16番酒井涼雅がPA内でシュートを打つもゴールならず、決定機を逃してしまう。

日大三 vs 目黒日大

 後半に入ると、目黒日大は前半よりも相手陣内に押し込む時間が多くなるが、チャンスシーンを作るのは日大三。後半4、6分と好機を作るも追加点はならなかったが、同9分に日大三21番三浦怜士がミドルシュートを放つとGKに弾かれたこぼれ球を7番征矢が詰め、欲しかった追加点を奪う。同21分には、日大三14番廣澤宏介の右サイドからのアーリークロスを7番征矢が合わせて3点目を奪取。攻撃の手を緩めない日大三は同25分には、左CKからゴール前のこぼれ球を16番酒井がゴールに流し込み4点目。さらに同33分、日大三は左から右サイドへサイドチェンジすると、21番三浦がDF2人を交わして左足でサイドネットを揺らす。続けて同41分には、日大三18番田村天都が決め、6-0で圧勝した。

 終始試合を支配し次戦に駒を進めた日大三は、守備になっても攻守の切り替えが早く、ボールを失った瞬間からファーストDFがボール保持者にアプローチをかけてボールを奪えていた。両校の個々の能力に差は大きく無かったが、最大の違いは攻守の切り替えだった。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選