駒澤大学高等学校が1点を守り切り2回戦へ進出!拓大一高は健闘も無念の敗退

駒澤大学高等学校 vs 拓大一高

 10月10日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の2次トーナメントAブロック1回戦が行われ、駒澤大学高等学校拓大一高が対戦した。

 高松宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京1部リーグ(T1リーグ)所属の駒澤大学高等学校は2次トーナメントからの登場。対する拓大一高は1次トーナメントを勝ち上がり2次トーナメントへ進出してきた。

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 試合は立ち上がりから駒澤大学高等学校が押し気味に進める。前半8分にはFKから、14分にはCKからゴールを狙うものの得点を奪うことはできない。一方の拓大一高は、GK17小関一輝(3年)、DF2飯田優希(3年)、DF3角井泰成(3年)、DF4坂本博(3年)らを中心としたディフェンス陣がハードワーク。引き気味で守りながらのカウンターで相手の裏を狙う。

 駒澤大学高等学校はFW10濱田雄斗(3年)がスピードとテクニックで相手を翻弄、FW11加茂隼(2年)は高さを活かし得点を奪いにかかる。

 前半34分、駒澤大学高等学校はセットプレーのチャンスを得ると、MF9松原智(2年)からのクロスにDF4吉田和也(3年)がヘディングシュートを放つも拓大一高GK小関がパンチング。こぼれ球をシュートされるも必死にセーブし、ゴールを割らせない。結局前半はスコアレスで折り返す。

ゴールを決め喜ぶ駒澤大学高等学校FW11加茂隼

 迎えた後半も、やはり主導権を握るのは駒澤大学高等学校。高さのあるMF8佐藤蒼太(3年)とFW加茂がセカンドボールを拾い、MF松原やFW濱田らがゲームメイクし、ゴールを狙う。すると後半16分、FW濱田がミドルシュートを放つものの、ここは拓大一高GK小関にキャッチされる。小関はポジショニングも良く、冷静かつ熱いコーチングで味方を鼓舞する。

 駒澤大学高等学校は再三チャンスを作るもなかなかゴールを奪えない時間帯が続く。しかし後半28分、CKのチャンスを得ると、MF松原のクロスから混戦が生まれる。その混戦の中、FW加茂がシュートを放つとボールはネットを揺らし、ついに駒澤大学高等学校が先制する、

 その後拓大一高は必死の反撃を試みるもののゴールを奪うことはできず、試合はそのまま1-0で終了。駒澤大学高等学校が苦しみながらも勝利し、2回戦へと駒を進めた。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選