数少ない決定機を決めきった保善に軍配!都立東久留米総合は涙

都立東久留米総合 vs 保善

 10月10日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選1回戦が行われ、保善都立東久留米総合を1-0で退けた。

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 最初のチャンスは都立東久留米総合。PA内左の角度が無いところからシュートを打つもGKに止められてしまう。前半14分、試合開始から積極的にシュートを打っている都立東久留米7番宇野が、DF裏の左サイドでボールを受けると中にドリブルで切り込みシュートを打つといいコースに飛ぶが、これもGKに阻まれゴールならず。

 前半30分、保善の6番後藤寛が思い切りよく打ったミドルシュートの軌道は無回転ではあったがボールが落ちきらずにバー上に外れてしまう。ここまでは、両校互角の戦いぶりだったがついに試合が動く。同35分、保善10番の藤本光が左サイドから中央に切り込んでシュートを決め、先制点を奪取。

 1点を追いかける都立東久留米総合は、後半5分に11番の江川諒がゴール前でシュートを打つも、GKのファインセーブに阻まれゴールならず。同21分には、保善9番の野崎雄吾が右CKから中央で打点の高いヘディングシュートを打つもコースが甘くGKの正面。早い時間帯に追加点を取りたい保善、同点に追いつきたい都立東久留米総合の激しい攻防が中盤で展開される。残り時間が少なくなるなか、都立東久留米総合はパワープレーを多用するが得点できずに試合終了のホイッスル。接戦を1-0で制した保善が2回戦に駒を進めた。両校ともアグレッシブで個のスキルに大きな差はなかったが、数少ない決定機を決めきった保善に軍配が上がった。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選