先制されても慌てなかった駒澤大学高等学校が暁星高等学校に逆転勝利！準々決勝で実践学園と対戦
駒澤大学高等学校 vs 暁星高等学校
10月16日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の2次トーナメントAブロック2回戦が行われ、駒澤大学高等学校と暁星高等学校が対戦した。
駒澤大学高等学校は高松宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京1部リーグ（T1リーグ）所属で、2次トーナメントは1回戦からの登場。初戦では拓大一高を下し、2回戦へと駒を進めてきた。一方の暁星高等学校は高松宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京3部リーグ（T3リーグ）所属で、2次トーナメントは2回戦からの登場となる。
小雨が降り滑りやすいピッチのなか、試合は暁星高等学校のキックオフで開始されると、立ち上がりから試合が動く。前半1分、暁星高等学校が相手陣でFK得ると、MF7篠田啓太（3年）の蹴ったボールはDFとGKが見合うような形でゴールマウスへと吸い込まれ、暁星高等学校が先制する。
思わぬ形で失点を喫した駒澤大学高等学校だったが、その後は落ち着きを取り戻すと反撃に転じる。前半16分、MF7新井璃久（3年）が攻めシュートを放つとボールはネットを揺らし同点に追い付く。
さらに駒澤大学高等学校は直後の18分、FKのチャンスを作ると、MF9宇治川立樹の蹴ったボールは直接ゴールに吸い込まれ、たちまち逆転に成功する。
ゴールを決め喜ぶ駒澤大学高等学校イレブン
駒澤大学高等学校は前半34分、セットプレーをきっかけに3点目を奪うと、前半アディショナルタイムにも、右サイドからのクロスを受けたMF新井がシュートを放ち、4点目のネットを揺らす。結局前半はこのまま4-1と駒澤大学高等学校のリードで折り返す。
後半に入っても立ち上がりは駒澤大学高等学校のペース。後半22分、駒澤大学高等学校はDF2木島凜人（2年）がオーバーラップし右サイドからシュートを放つも、惜しくもポストを外れ追加点を奪うことができない。
するとここから暁星高等学校が粘りを見せる。34分、FKのチャンスにMF篠田が直接ゴールを狙うも、ここはわずかに外れる。しかし38分、MF10仁平太郎（3年）がゴールを決め2点差に詰め寄る。
その後、暁星高等学校は必死の反撃を試みるも、駒澤大学高等学校のディフェンスも体を張って守り、結局そのまま試合終了。4-2で勝利した駒澤大学高等学校が準々決勝に進出。4強を賭けて実践学園と対戦する。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選
