駿台学園が気迫の勝利!国士舘との激戦を制し準々決勝へと駒を進める!

駿台学園 vs 国士舘

 10月16日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の2次トーナメントBブロック2回戦が行われ、駿台学園国士舘が対戦した。

 駿台学園は高松宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京3部リーグ(T3リーグ)所属。令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選では4強に進出し、2次トーナメント2回戦からの登場。一方の国士舘は高松宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京2部リーグ(T2リーグ)所属で、2次トーナメントは1回戦からの登場。初戦では創価を3-1で下し、2回戦へと駒を進めてきた。

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 国士舘のキックオフで試合は開始。すると立ち上がりから駿台学園がチャンスを作る。前半FW10鶴岡飛嘉(3年)が左サイドから攻め上がりシュートを放つものの、これは枠を外れる。

 逆に国士舘は前半11分にチャンスを掴む。左サイドから崩しにかかり中に入ってきたMF7原田悠史(1年)がシュートを放つと、ボールはネットを揺らし、国士舘が先制する。

 しかし駿台学園もすぐに反撃。前半16分、CKからキッカーFW鶴岡からのクロスにキャプテンのFW9大熊悠希(3年)がヘディングしユートを放ち、たちまち同点に追い付く。

 その後、国士舘は前半27分にFK、28分にCKとセットプレーを中心に得点を狙いにかかるもノーゴール。逆に駿台学園は30分、ゴール前でFW大熊がシュートを放つものの、これは相手GKがキャッチ。さらに38分、左サイドからFW鶴岡、そしてMF17敦賀勇輝(3年)が攻め上がり、鶴岡がシュートを放つものの枠を捉えられない。結局前半は1-1で折り返す。

歓喜の駿台学園イレブン

 迎えた後半、早い段階で得点を奪いたい両チームのうち、先にチャンスを迎えたのは駿台学園。後半6分、左サイドからMF敦賀がシュートを放つと、これは惜しくもポストを直撃。ゴールは奪えない。

 その後、駿台学園は攻撃の要、FW大熊が負傷により一旦ピッチを離れるアクシデント。この時間帯、やや駿台学園は押し込まれる場面を作られるものの、ディフェンス陣がハードワークし、ゴールは割らせない。

 大熊もピッチに戻り一進一退の攻防が続くと、後半30分、国士舘はゴール前でMF10奥崎玲音(3年)がシュート。これは駿台学園GK1内堀詩音(3年)がクリア。するとその直後、駿台学園は途中出場のFW7安達渉(3年)が左サイドを突破すると、中にクロスを送る。これを受けたFW大熊がシュートを放ち、逆転ゴールを奪う。

 その後、国士舘は必死の反撃を試みるもののゴールを奪うことはできず、そのまま試合終了。2-1で勝利した駿台学園は準々決勝で関東一と対戦する。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選