土壇場で追い付いた関大一がPK戦を制し6回戦へ!摂津は2点リードを守れず無念の敗退

PK戦を制し喜ぶ関大一イレブン

 10月17日、第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の5回戦が行われ、摂津vs関大一は関大一が試合終了間際に同点に追い付き、PK戦までもつれた接戦を制した。勝利したは関大一は6回戦で近大附と対戦する。

 摂津は、3年生8人、2年生3人、関大一は3年生4人、2年生5人、1年生2人がスターティングメンバーに入った。

 前半風上に立った摂津は、15分に10番FW大谷駿成(3年)が、27分には11番FW矢野和希(2年)がゴールを決めて、2-0で前半を折り返す。

 前半は摂津がシュート数6本に対して、関大一は23番MF中大誠(2年)の1本のみだったが、後半は逆に風上に立った関大一が摂津に襲い掛かる。関大一は後半開始早々に2番DF寺尾理志(2年)がゴールネットを揺らし1点差に。何とか追いつきたい関大一は猛攻を仕掛けるも、摂津はゴールを死守。

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 そのまま試合終了かと思われたが、試合時間残り5分にゲームが動く。関大一は左からの速いクロスを9番FW宮原楽人(3年)がヘディングで合わせ強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。土壇場で2-2の同点になった試合はそのまま決着が付かずにPK戦へ。

 先行の関大一は5人目まで成功。摂津は5人目のキックがゴールバーに当たり、試合終了。PK戦は5-4で関大一が勝利し、6回戦へ駒を進めた。この激闘を制した関大一は次戦、インターハイ予選で4強に入った近大附と対決する。

▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
第100回全国高校サッカー選手権大阪予選