ゴールを決めて歓喜する大阪学院大高イレブン

　10月17日、第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の5回戦が行われ、帝塚山泉ヶ丘vs大阪学院大高は大阪学院大高がMF新名拓陸のゴールで帝塚山泉ヶ丘を1-0で下した。勝利した大阪学院大高は6回戦で大阪産大附と対戦する。

　帝塚山泉ヶ丘のスターティングメンバーは
GK渡辺裕介
DF村田拓実、林大悟、大田裕貴、阪本柊汰
MF阪口天斗、古家太陽、大窪夢叶、愛川晃平、小松俊友
FW野中亮汰
4-5-1の布陣

　大阪学院大高は
GK東虎白
DF上島真翔、岡駿佑、木場慶太、島田楓吏
MF坪井翼、新名拓陸、本田全、山本未来翔
FW北田統士、青木玲
4-4-2の布陣で試合に臨んだ。

【フォトギャラリー】選手権大阪予選 5回戦 帝塚山泉ヶ丘 vs 大阪学院大高

　帝塚山泉ヶ丘は3回戦で常翔啓光学園に4-0、4回戦で北千里に7-0で勝ち進んできた。夏のインターハイでは大阪産大附にこの5回戦で敗れている事もあり、ここをなんとか越えたいところ。

　対する大阪学院大高は4回戦からの登場で三島に8-1と大勝。三島戦後には「最後の失点だけはしょうがないでは終わらせられない」とキャプテンのMF山本未来翔が反省したように気を引き締めてこの試合に挑む。

　序盤からボールを握ったのは大阪学院大高。2トップの7番FW北田統士と10番FW青木玲を軸に相手を押し込む。一方、帝塚山泉ヶ丘はチャンスこそ少ないものの、ゴール前では相手にしっかり寄せて無失点で切り抜ける。1年生18番MF大窪夢叶がシュートチャンスを迎えるもゴールには至らず。

　後半に入ると早めに先制したい大阪学院大高がギアを上げる。すると67分、左CKから4番MF新名拓陸のヘディングシュートが決まり大阪学院大高が先制。追加点は決められなかったが、その後も優位に試合を進めた大阪学院大高がそのまま1-0で逃げ切り勝利。次戦に駒を進めた。

　これで6回戦に進出した大阪学院大高の次戦の相手は初芝立命館を1-0で下し勝ち上がった大阪産大附に決まった。大阪1部リーグを制し選手権で2冠を狙う大阪学院大高にとっては大阪産大附との一戦は大一番になる。大阪学院大高がプリンス勢に対してしっかり勝ち切れるか、次戦も注目の一戦になりそうだ。