MF松名大輝のハットトリックの活躍で東海大仰星が大商学園に4-0の快勝！準々決勝で大阪桐蔭とプリンス対決
ハットトリックの活躍で勝利に貢献した東海大仰星MF松名大輝
10月24日、第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の6回戦が行われ、東海大仰星vs大商学園はMF松名大輝のハットトリックの活躍で東海大仰星が大商学園を4-0で下した。勝利した東海大仰星は準々決勝で大阪桐蔭と対戦する。
東海大仰星は5回戦から登場し刀根山を2-0で破りこの試合に臨む。対する大商学園は3回戦から勝ち上がり5回戦では常翔学園に押し込まれながらも競り勝って6回戦に進出してきた。
開始7分で試合は動く。東海大仰星は右サイドでFKを得ると、3番DF藤嶋凌久のグラウンダーのボールにゴール前で8番MF松名大輝が右足を合わせてゴールネットを揺らす。これで勢いに乗った東海大仰星は球際でも圧力を掛け相手を押し込むと22分、6番DF森岡佑真からのボールを7番FW中務隼が決めて追加点。更に35分、右サイドからロングスローを3人が頭で逸らすと、最後はMF松名がゴールに蹴り込みリードを3点に広げる。
【フォトギャラリー】選手権大阪予選 6回戦 東海大仰星 vs 大商学園
後半に入ると防戦一方だった大商学園はも反撃にでる。途中投入されていた10番FW米田拓海がチャンスを作りシュートを放っていくもゴールを割れず。すると東海大仰星は68分にMF松名がこの日3点目となるゴールを決めて4-0。そのまま試合は終了し大商学園に快勝した東海大仰星が次戦に駒を進めた。
粘り強くここまで勝ち上がってきた大商学園だったが、プリンス勢の中でも強度が売りの東海大仰星に押し切られ無念の6回戦敗退となった。
今年前半を怪我で棒に振った東海大仰星のキャプテンMF松名。インターハイ予選も最後まで出場が叶わなかっただけに、この選手権に掛ける想いは人一倍強い。怪我から復帰後には「選手権は激戦区ですけど、勝ち上がって大阪で一番になって全国で結果を残したい」と話していたが、見事なハットトリックで結果を残した。
6回戦を突破した東海大仰星は準々決勝で大阪桐蔭と対戦することが決まった。今季のプリンスリーグでの対戦成績は1勝1敗の五分。選手権準々決勝の舞台で今年の両者の対決に決着が付くことになる。
(文・写真＝会田健司)
▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
