鹿島学園vs明秀日立(写真=矢島公彦)
後半に入ると鹿島学園が攻勢に出る。MF林がボックス内に侵入するなど惜しいシーンを作っていくと、流れを変えたい明秀日立は22番FW山﨑翔太を投入。すると18分にはその投入後すぐのFW山﨑がバイタルから惜しいミドルを放っていく。これで流れを変えた明秀日立は左サイドから再三10番MF中沢駿斗がクロスボールを中に入れていく。しかし先制したのは鹿島学園。72分、右サイドからのロングスローがゴール前に流れると、11番FW松村尚樹が左足を振り抜きゴールネットに突き刺した。
リードを許した明秀日立は前線に上げた4番DF長谷川皓哉をターゲットにボールを入れていく。しかし鹿島学園DF陣は集中を切らさずこれに対応。アディショナルタイムにはGK谷口も上がってCKから同点ゴールを狙った明秀日立だったが、最後まで鹿島学園ゴールをこじ開けることが出来ずにタイムアップ。1点を守り切った鹿島学園が、全国出場への最後の1枚の切符を勝ち取った。
(写真=矢島公彦)
▽第100回全国高校サッカー選手権茨城予選
第100回全国高校サッカー選手権茨城予選