鹿島学園がライバル明秀日立との決勝戦を1-0で制し、2年連続で全国へ!
優勝を果たした鹿島学園(写真=矢島公彦)
12月5日、第100回全国高校サッカー選手権茨城予選の決勝がケーズデンキスタジアム水戸で行われ、大会連覇を狙う鹿島学園と2年ぶりの王座奪還を狙う明秀日立が対戦し、後半FW松村尚樹が決めたゴールを守り切った鹿島学園が1-0で明秀日立に勝利した。鹿島学園は2年連続で全国大会出場を決め、12月31日に2回戦で香川県代表の高松商と対戦する。
鹿島学園のスターティングメンバーはGK小副川虎之介、DF杉山諒、佐々木輝大、渕伸平、桜井稜、上原悠平、MF横須賀麗仁、林結人、FW山口永遠、松村尚樹、上野光永。
対する明秀日立はGK谷口璃成、DF岩崎柊汰、木村海斗、長谷川皓哉、MF大山比呂、村田楓太、中沢駿斗、山田翔遥、本橋雅人、FW根本琳生、角遥夢が名を連ねた。
4年連続同カードとなった決勝戦。全国大会出場校最後の1校を決める一戦は、両校の生徒が応援に大勢駆けつけ、手拍子の音に包まれながらキックオフ。序盤は鹿島学園が押し気味に進め、9分には8番MF林結人が中盤からドリブルで仕掛けFKを獲得。そのFKから17番FW上野光永がヘディングシュートを放っていく。28分にも相手CKを拾ってロングカウンターを仕掛け、右サイドからU-16日本代表のDF桜井稜がチャンスを作る。
対する明秀日立は岡山内定GK谷口璃成の安定したセーブでゴールを割らせず、サイド攻撃やロングスローから攻撃を展開し押し返すと、10番MF中沢駿斗が積極的にミドルシュートを放っていく。しかし、両チームゴールを奪えないままスコアレスで前半を終える。
▽第100回全国高校サッカー選手権茨城予選
第100回全国高校サッカー選手権茨城予選