浦和南、0-0からのPK戦で東京成徳大深谷に競り勝つ
浦和南 vs 東京成徳大深谷
10月23日、第100回全国高校サッカー選手権埼玉予選3回戦が行われ、浦和南は0-0からのPK戦で東京成徳大深谷に競り勝った。
東京成徳大深谷のDFは、全体的に空中戦に強く単純なクロスでは中々ゴールを脅かせない浦和南。それでも前半15分に、浦和南がCKからファーサイドの折り返しから連続シュートのチャンスシーンを作り出す。対する東京成徳大深谷も同20分に、9番の宮田優がゴールを狙う。今度は同25分、浦和南の直接FKはゴールまでやや距離があったが、風に乗りボールが伸びてゴールバーに弾かる。浦和南は、序盤から左サイドを中心にクロスから仕掛けて二次攻撃、三次攻撃と攻撃に厚みを出すが東京成徳大深谷も決定機を作らせない。互いに激しい球際のチェイシングで両校ゴールを許さず前半が終了。
後半からは、東京成徳大深谷が試合のペースを握り、縦に早くDFから前線の選手をシンプルに使う試合展開。しかし、両校とも、決定機もチャンスシーンも生まれないまま延長戦へともつれ込む。
延長前半10分、浦和南のロングスローから21番の伊藤北斗がシュートを打つが枠上に外れる。以降もスコアは動かず、0-0のままPK戦へ。PK戦では先行の東京成徳大深谷が外してしまい、全員が決めた浦和南が勝利。準々決勝をかけた一戦は、両校とも縦に早く、激しく攻守が入れ替わる展開だった。
▽第100回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第100回全国高校サッカー選手権埼玉予選