大石蓮桜がハットトリックの活躍!鹿児島城西が5-0で鹿屋中央を下し4強進出
鹿児島城西イレブン
中盤の選手が豊富な運動量を生かしてボールを拾い、アタッカー陣のスピードを生かした仕掛けでゴールをもぎ取る。自分たちの武器を最大限に発揮し、ゴールを効果的に積み重ねた。
11月4日、鹿児島県予選の準々決勝が行われ、鹿児島城西が鹿屋中央を5-0で下して準決勝に駒を進めた。
インターハイ決勝の敗戦から約5ヶ月。自分たちの強みをさらに磨いてきたチームは相手を寄せ付けなかった。
3-4-2-1でスタートした鹿児島城西は序盤から試合の主導権を握る。1トップの大石蓮桜(3年)、2シャドーの﨑野隼人(3年)、東條弘聖(2年)を軸に攻撃を仕掛け、相手ゴール前に迫る。守っても中盤の底でキャプテンの永吉雅弥(3年)、川原琉翔(3年)が豊富な運動量を生かしてボールを回収。攻守で相手に付け入る隙を与えず、押し気味に試合を進めていく。16分にはゴール前の混戦から川原のパスを受けた大石がネットを揺らし、先制点を奪った。33分にも東條のフィードから大石が裏でボールを受けると、そのままゴールを決めてリードを広げる。
鹿児島城西 vs 鹿屋中央
後半に入っても勢いが止まらない鹿児島城西は攻撃の手を緩めない。43分には﨑野のシュートのこぼれ球からチャンスを作り、最後は東條が押し込んだ。その後も集中力を切らさずに戦い、運動量もまるで落ちない。61分には大石がハットトリックとなるゴールを奪うと、70分には途中出場の前田隼希(2年)が原田天(2年)の右クロスに合わせて5点目を奪う。
攻守で盤石の戦いぶりを見せた鹿児島城西がベスト4進出を決め、5年ぶりの選手権出場まであと2勝とした。
▽第100回全国高校サッカー選手権鹿児島予選
第100回全国高校サッカー選手権鹿児島予選