青森山田が圧巻の9発ゴールショー!連覇を狙う青森山田が日大藤沢Bを下し3連勝で予選リーグを1位突破
青森山田vs日大藤沢B
全国の強豪40チームが出場する第9回和倉ユースサッカー大会予選リーグ2日目が7月28日に行われ、グループEの青森山田(青森)vs日大藤沢B(神奈川)の一戦は青森山田が日大藤沢Bを寄せ付けず9-0で大勝した。この結果、3連勝の青森山田は勝ち点9の1位で順位決定トーナメントに進むこととなった。
序盤から青森山田はアクセル全開。強度の高い素早い寄せで日大藤沢Bに自由を与えず圧倒的に押し込む。青森山田は5分、CKの競り合いからこぼれ球を46番FW渡邊星来が押し込み先制。10分、またもCKからファーサイドでフリーになった66番DF大戸太陽が右足で決めて2点目。16分、左サイドのロングスローからこぼれたところを79番FW小湊絆が押し込み3点目。
早くも3点をリードした青森山田はなおも攻撃の手を緩めず25分、シュートのこぼれ球を91番MF田澤夢積が冷静にゴールに流し込み4点目。前半の締めくくりは28分、25番MF藤森颯太が右サイドを縦に突破してグラウンダーのクロスを中に送るとDFがこれをクリアしきれずオウンゴール。5-0で前半を終える。
後半に入っても青森山田の攻撃は終わらない。33分、CKをファーサイドで32番DF三輪椋平が折り返したところをFW小湊がヘディングで決めて6点目。35分、65番MF宇野禅斗がミドルシュートを突き刺し7点目。49分、左サイドからのクロスを中で落とし、走り込んだ70番MF小原由敬が落ち着いて決めて8点目。仕上げは59分、カウンターから左サイドを突破しクロスに走り込んだMF藤森が合わせて9点目。終始一方的に攻め込んだ青森山田が9-0で日大藤沢Bを下した。
この試合、圧倒的な違いを見せつけられた日大藤沢Bの4番DF小川翔吾は「プレスの速さが神奈川のチームとは全然違ったので、ボールを持てなかった。自分たちが少ないタッチでより速く形を作らないといけないと思いました」と試合を振り返り、「それでも何度か相手の速い前線のプレスに対して、空いたところに付けてラインを越えることが出来た」と悔しい敗戦の中でも手応えを掴んでいた。
(文・写真=会田健司)
▽第9回和倉ユースサッカー大会 2021
第9回和倉ユースサッカー大会 2021