試合風景

勝利に沸く専修大附

雨中のPK戦!2連続セーブで専修大附が準決勝進出決める!

 武蔵高校グラウンドで行われた平成27年度新人選手権大会第5地区準々決勝、第2試合は専修大附日大二の対戦。断続的に振り続いた雨でピッチ上はしっとりと湿り、気温も下がり続ける中、試合は開始早々に動く。2分、日大二9番が倒れ込みながらシュートを放ち、ゴール左へと突き刺し先制を果たす。一方の専修大附は30分過ぎにはGKと1対1となり飛び込むも好セーブに阻まれる等、再三決定機を作るもののあと一歩でゴールラインを割ることが出来ずに前半を終了する。後半に入り、39分。日大二DF陣とGKの間にボールを送る専修大附日大二GKが前に出るか一瞬躊躇するうちに8番が猛スピードで走り込み、そのままゴールへとボールを流し込み専修大附が同点に追いつく。勢いに乗る専修大附はさらに42分にも中央を崩しゴールを決めたかと思われたが、これはオフサイド。その後も攻め続ける専修大附日大二も隙を見つけては反撃に出るものの互いにゴールを奪うことが出来ず、決着はPK戦へとゆだねられた。このPKで専修大附GKが日大二1人目、2人目と連続でセーブ。一方の専修大附は蹴った4人全員が決め、4対2でPK戦を制し、実践学園と対戦することになる準決勝進出を決めた。

(文・写真 編集部)