本庄第一、西武台撃破の浦和南を下しベスト4入り!

 2月7日、埼玉高校サッカー新人大会のベスト4入りをかけた準々決勝が行われた。
西武台高校第2グラウンド第1試合は、埼玉栄を2対1で破った本庄第一と西武台を2対0で下した浦和南の対戦となった。

 前半11分、本庄一9番がペナルティエリア右から先制点を決める。9番はこの後もゴールへと向かうスピードと執念で浦和南DF陣をかき乱していく。
前日に西武台を破った勢いを見せたい浦和南だったが、しっかりと体を寄せてくる本庄第一DFに阻まれシュートを打たせてもらえない。25番が右サイドを駆け上がりなんとか崩そうと試みるものの、前半は本庄第一が1点リードしたまま終了する。

 流れを変えようと14番、16番を交代投入し後半に挑んだ浦和南は立ち上がりから攻勢に。1分、シュートがバーに直撃。これが合図となったかのように、浦和南の怒涛の攻撃が始まる。
後半3分、14番の左CKから3番が頭送り、16番がこちらも頭で合わせて同点ゴールを決める。
さらに直後の5分には右サイドで本庄第一からボールを奪い16番、10番とつなぎ逆転に成功。一気に形勢をひっくり返す。

 その後も攻め続ける浦和南に対し、頼みの9番にボールを渡すことも出来ず後手に回り続ける本庄第一。だが、流れを代えるべく投入された20番が、その9番へ縦パスを1本送ったことで攻撃が活性化していく。
そして後半20分、10番が右サイドをドリブルで駆け、並走し抜け出した9番にパス。9番はGKとの1対1も制し、ゴール。試合を振り出しへと戻す。
34分には右サイドで粘った9番からゴール前へとボールが送られ、それを20番がゴールへと押し込み、遂に本庄第一が勝ち越しに成功する。さらに39分にはまたも9番がボールを奪い、7番がシュートを決め、4対2とリードを広げる。

 浦和南は後半アディショナルタイムに入り14番が直接FKを決め1点差に詰め寄るが、ここまで。本庄第一が4対3で準々決勝を制し、ベスト4へと駒を進めた。

(文・編集部)