千里が3-0で市岡を下し3回戦進出

令和3年度大阪公立高校プレ大会 決勝トーナメント2回戦 千里 vs 市岡

 2月20日、令和3年度大阪公立高校プレ大会の決勝トーナメント2回戦が各地で行われ、千里vs市岡は、千里が3-0で市岡を下し3回戦に進出した。勝利した千里は3回戦で岸和田と対戦する。

 千里のスターティングメンバーは
GK広江太紋
DF浪崎陽、井上玲、森俊太朗、長谷川知遠
MF塚原渓人、庄司薫、渡部祐世
FW永山逸成、大部新太、岸本颯太

 対する市岡は
GK池村春杜
DF田中蒼大、桝井向陽、仙波颯真、土田孝輔
MF青山太郎、川西陽喜、加茂昂己、宇山貴翔
FW梅村泰成、網中健翔
で試合に臨んだ。

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 決勝トーナメントは2回戦からの千里と、1回戦で吹田を3-1で破り勝ち上がってきた市岡の対戦となったこの試合。前日に降った雨の影響でボールが止まるピッチ状況。序盤は両チームともボールが落ち着かない展開となるが、最初にチャンスを迎えたのは市岡。8分、左CKからゴール前でスクランブルになるが、あと一歩のところでゴールに押し込めず。

 ピンチを凌いだ千里は10分、ロングボールの競り合いから前線で起点を作ると、ボックス内左を5番FW岸本颯太が縦に仕掛けクロスを上げる。するとこのボールがDFに当たり、ボールの軌道が変わり、クロスに反応していたGKの逆を突きゴールに吸い込まれた。幸運な形から千里が先制に成功する。

ドリブル突破からゴールを決める千里FW大部新太

 リードを許した市岡も右サイドの27番MF青山太郎が縦に仕掛け反撃を試みる。しかし、千里DF陣は落ち着いて相手の攻撃に対応。すると32分、千里は16番FW大部新太がドリブルでDFラインを破ると、そのままGKとの1対1も制し追加点。千里が2-0とリードを広げ前半を終える。

 後半に入っても押し気味に試合を進める千里は44分、DFラインの裏へボールを送ると、ボールが急に止まったことで飛び出した相手GKがキャッチ出来ず。大部がこのチャンスを逃さず、ゴールに押し込み3点目。

 これで後がなくなった市岡はここから前線のプレスを強め、長身の54番DF桝井向陽を前線に上げて反撃を試みる。64分には8番MF加茂昂己が強烈なミドルシュートを放つもGKにセーブされてしまう。点を取りに行く姿勢をみせ続けた市岡だったが、最後までゴールを奪う事は出来ず。試合はそのまま3-0で千里が勝利した。

 (文・写真=会田健司)

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