圧巻の4得点!全国大会出場を目指す東北学院が東奥義塾に快勝
東奥義塾 vs 東北学院(写真=小林健志)
1月29日、Jヴィレッジにて行われた第21回東北高等学校新人サッカー選手権大会1回戦。ピッチ5第2試合は青森県3位の東奥義塾と、宮城県1位の東北学院が対戦した。
前半は東北学院が東奥義塾を圧倒した。開始3分、MF野木夢翔(2年)がペナルティエリア内でGKに倒されてPKを獲得。PKをエースストライカーのFW渡邉幸汰(2年)がゴール右隅にきっちり決めて先制した。勢いに乗る東北学院は11分、渡邉からのパスを受けたMF髙橋竜馬が放ったミドルシュートが美しい弧を描いてゴールに吸い込まれ追加点を奪った。
東奥義塾も守りっぱなしではなく、右サイドからDF吉川蓮音(2年)、MF佐々木拓真(2年)が積極的に仕掛け、19分にはキャプテンのMF稲沢祐人(2年)がミドルシュートを狙うが惜しくも枠をそれた。しかし攻撃の手を緩めない24分東北学院はMF加藤岳(2年)の左サイドからのコーナーキックが、直接ファーサイドのゴールネットに吸い込まれ3点目。33分には加藤岳からのパスを受けた渡邉がこの日2得点目のゴールを決めて、4-0と大量リードを奪って前半を終えた。
東北学院は今後の連戦を見据え、渡邉と野木を前半で交代させ、後半に入ってからも次々と選手を交代した。そんな中「自ら(フル出場を)志願しました」と語るのは髙橋。巧みなドリブル突破やクロスボールで多くの決定機をつくり出し、何度もゴールに迫った。しかし東奥義塾も徐々に試合に慣れ、落ち着きを取り戻したこともあり、ゴールは奪えずこのまま試合終了。4-0で勝利した東北学院が2回戦新屋高(秋田県2位)戦に駒を進めた。
▽第21回東北高等学校新人サッカー選手権大会
第21回東北高等学校新人サッカー選手権大会