大宮アルディージャU18 vs 青森山田

 後半に入ると大宮アルディージャU18は、前節での逆転勝利の立役者の1人、FW磯﨑麻玖を投入し得点を奪いにかかる。

 しかし先に決定機を作ったのは青森山田。MF奈良岡のロングスローから競り合でボールがこぼれると、奈良岡が反転しながら相手DFをかわしボールをドリブルで運び左サイドを突破。自らシュートを放つものの惜しくも枠を外れ追加点を奪うことはできない。

 すると大宮アルディージャU18が攻勢を強める。後半13分、MF依田功太がミドルシュートを放ちゴールを脅かすと、21分には相手陣でボールを持ったFW高橋がドリブルで中央を突破すると、右サイドにいたFW前澤拓城へ絶妙なスルーパスを通す。しかし高橋のシュートはわずかに枠を外れてしまう。

 さらに攻める大宮アルディージャU18は、後半35分にビッグチャンスが訪れる。ペナルティエリア内で相手ハンドによるPKを獲得。これをキッカーのFW高橋が狙うも、「ギリギリまで相手を見て自分も動かないようにした」と試合後に話した青森山田GK鈴木がビッグセーブを見せ、ゴールを割らせない。

 大宮アルディージャU18はその後も必死にゴールを狙うも、青森山田は全員がハードワークしゴールを死守。結局1-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、青森山田が大宮アルディージャU18に勝利。3試合連続完封を達成した。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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