選手たちに指示をする黒田剛監督(写真＝AOMORI GOAL)

　試合後、青森山田の黒田剛監督と、ゲームキャプテンを務めるMF6中山竜之介選手の口から共に出たのは、「チームの甘さ」だった。

　「一本のミスが勝敗を左右するという悲劇感を、選手たちは味わったと思います。もったいない失点でしたので、引き分けで終われるゲームではあったなと思います。色々な意味でチームとして甘いので、その甘さをそぎ落とすという意味も含めて、これからしっかりと強化していかなければ」と黒田剛監督。

　コミュニケーション不足からの失点シーンだと語ったMF6中山選手は、「自分もそうですが、全員に課題がある。そういう部分を改善しないで、今までズルズルとやってきたことが問題だと思います。青森山田は一本中の一本というところにこだわっているにも関わらず、練習から緩さが出ているので、一つひとつ丁寧にやっていかないと」と反省を口にした。

　次節、JFAアカデミー福島U-18は、前橋育英と、青森山田は川崎フロンターレU-18と対戦する。

(文・写真＝AOMORI GOAL)