3点目を決めた永田 滉太朗(写真=松尾祐希)

 2点差になっても横浜FCは集中力を切らさずにゲームを進めていく。高い位置からプレスを掛け、前方に蹴られたボールもキャプテン・CB池谷銀姿郎(3年)がことごとく空中戦で競り勝つ。磐石の試合運びでハーフタイムを迎えると、後半3分に相手のパスミスから永田が試合を決定付ける3点目を奪った。その後もボールを動かしながら攻撃を仕掛けた横浜FCは23分に井上輝(3年)が左足で加点。終了間際には途中出場の木村恵允(2年)がMF清川遥(3年)の折り返しに反応してダメ押し弾。攻守で安定した戦いを見せた横浜FCが今季2勝目を手にした。

 今季は前節まで1勝1分3敗。負けが先行しており、今節は同じ勝ち点で並んでいたJFAアカデミー福島とのゲームだった。そうした中で自分たちが取り組んできたことがいかに発揮できるか。小野信義監督はチームの成長に目を細める。

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