川崎フロンターレU-18 vs 桐生第一

 後半に入ると桐生第一は選手を3人交代。この策がハマりチャンスを作り出していく。後半2分、FW島野大和が右サイドでボールを持つと、途中出場のMF諏訪晃大にパス。これを受けた諏訪がシュートを放つもGK濱﨑がセーブ。6分にはMF小野剛史がサイドからボールを運び、自らシュートを打ち込むも、ボールはバーを直撃。惜しくも得点を奪うことはできない。

 押し込まれながらも得点を許さない川崎フロンターレU-18は、徐々に主導権を取り戻すと、後半10分過ぎからはセットプレーを中心に攻勢を強めつつ、さらに選手交代などのカードを切りながらゴールを奪いにかかる。すると後半33分、ゴール前の混戦から最後はMF尾川が押し込み4点目を奪う。

 試合終盤、桐生第一は途中出場のDF江原佳汰やMF諏訪らがシュートを放つなど、果敢にゴールを奪いにかかるものの、川崎フロンターレU-18はDF松長根やDF高井らを中心に体を張ったディフェンスを見せ、得点を許さず試合は終了。

 4-0で勝利した川崎フロンターレU-18が8連勝&10勝一番乗りを果たし、首位をキープした。

(文・写真=風間久志)

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