千葉勢対決は両者譲らずドローに(写真=多田哲平)

 しかし結局、GK17佐々木海翔(市立船橋/3年)とGK16柳陽太(柏U-18/3年)というGKのファインセーブもあり、両チームとも最後まで追加点は奪えず、痛み分けとなった。

 市立船橋の波多秀吾監督は「レイソルさんの前線の個をしっかりと抑えながら、攻撃に出ていこうと。そういうシーンは作れましたが、最後の決め切るところや勝負どころのラストパスの精度を上げていかないと勝ち点3は難しい」と悔やみ、柏U-18の酒井直樹監督は「最後の質は永遠のテーマ。ピッチ環境の問題はありましたけど、とはいえ選手はタフに、攻守において共通の意識を持ってやってくれた。ホームゲームの前にビハインドを負いたくなかったので、ひとまず最低限の結果かなと」と振り返った。

(文・写真=多田哲平)

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